ガバナンスGovernance
コーポレートガバナンス体制
取締役会
原則として3ヶ月に1回開催し、臨時取締役会は、必要に応じて随時開催することとし、法令または定款に定められた事項を決議するとともに、経営の基本方針を決議し、併せて業務の執行状況を監督しております。
経営戦略協議会
当社における業務の適正を担保するための体制として、各子会社との経営戦略協議会を定期的に開催し、各子会社からの上申事項の審議、各子会社の業務執行状況の確認を行い、子会社を総合的に管理しております。
監査体制
当社は、取締役の職務執行状況を監査する目的で、監査役設置会社を選択しています。
外部監査については、会計監査人として北井徹公認会計事務所と監査契約を締結し、会計監査を受けています。
内部監査については、監査室が公正かつ独立の立場でグループ会社を対象として監査を実施しています。
監査役と監査室および会計監査人は、情報の共有を含め連携して職務にあたり、当社の財務報告の信頼性保証および内部統制の評価を行っています。
コンプライアンス
法令遵守宣言
陽進堂グループは法令遵守を何よりも重視した企業風土を醸成し、事業を運営してまいります。
すべての役員及び従業員が、薬機法をはじめとする関連法令および社内規定を遵守することはもとより、高い倫理観と強い法令遵守の意識を持ち、社会的責任を果たせるようベクトルを一つに合わせ業務に取り組んでまいります。
基本的な考え方
陽進堂グループは、生命関連製品である医薬品を取り扱う企業として医療関係者や患者様、ご家族の皆様から信頼され、安心してお使いいただける高い品質の医薬品を製造し、安定供給することで保健衛生の向上に寄与し、社会的責任を果たしてまいります。
当社グループの全役員、従業員が一丸となり、責任を果たすために「陽進堂グループコンプライアンス行動規範」を定め、全員がこの規範に従い行動いたします。高い倫理観を持ち、ステークホルダーの皆様からご評価いただけるよう誠実に行動してまいります。
内部通報制度
従業員(役員含む)が通報・相談することができる内部通報窓口「陽進堂コンプライアンス相談窓口」を開設し、教育研修などを通じて関係者への周知に努めております。
相談者が相談しやすいように社内コンプライアンス担当者が対応する社内窓口の他に社外の弁護士が対応する社外窓口も設け、匿名の相談にも丁寧に対応しています。
業界規範(透明性ガイドライン、
販売情報提供活動ガイドライン等)への取組
陽進堂グループの医療用医薬品に関する事業活動は、公的医療保険制度下で行われていることを認識し、医療関係者・医療機関・患者団体などへの資金提供に関する情報を公開し、透明性を確保することで、社会に対する説明責任を果たしています。
また、「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」(以下、本ガイドライン)は、不適切なプロモーション活動(他社の誹謗中傷や有効性・安全性の強調など)の防止による医療用医薬品の適正使用推進を目的に制定されたものであり、社内体制の構築や従業員への教育は経営陣の責務とされています。
グループ会社の㈱陽進堂とエイワイファーマ㈱には販売情報提供活動管理監督部門を設置し、プロモーション活動のモニターやグループの全従業員を対象とした教育研修の実施により本ガイドラインなど業界関連規範を遵守した事業活動を継続しています。
生命関連企業として、より一層の倫理性と透明性・信頼性の向上に努めるべく、医療機関ならびに医療関係者の方々のご理解を深める活動を展開していきます。