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CROSSTALKVol.2 MR職 先輩×後輩 クロストーク 

左から:
K:チームリーダー
S:入社5年目(2022年4月現在)
R:入社3年目(2022年4月現在)

お客さんの要望にどう応えるか――
アルバイト経験から営業職を志望。

学生時代の学びと今の仕事について

R:

学生時代に、将来の幅を広げたくて英語を身につけようと勉強
しました。その過程で英語圏に友人を作ることを目標に、座学
だけでなく、日本人のいないバスケットサークルにも入り、英
語力を身につけました。ゴールを明確にして必要なプロセスを
実行する力はMRとしての業務にも活かせています。

S:

わたしは中学・高校一貫の女子校から大学に入り、いきなり交
友関係が広がったので、色々な考えの人がいることに驚きまし
た。今はMRとして多くの方にお会いしますが、大学での経験
があったから、様々な方の考えを受け入れつつ、どのように自
社製品をアピールするのかを考えることができていると思いま
す。

K:

僕は高校時代から仲間内で音楽イベントをプロデュースしてい
て、会場を押えたり、集客について考えたり、スポンサー集め
もしていました。年上の方と話をしたり交渉することも多かっ
たので度胸もつきました。物怖じしないところは今の業務に活
きていると思います。

S:

アルバイトでの経験も大事ですよね。わたしは家具の大型量販
店でアルバイトをしていましたが、お客さんにいろいろ訊ねら
れて、それについて調べた上で答えてあげることが楽しくて、
営業職を志望しました。

K:

たしかに、顧客のニーズを把握し、的確に対応する部分はMR
と似ているね。

S:

相手の情報量によって伝え方を変えなければならないところは
難しくもありますが、そこはもっと勉強したいところです。

K:

僕たちが関わる医師や薬剤師の先生の方が断然知識が豊富だか
ら、MRがそこで勝負しようとするとなかなか難しいよね。自
分のことを気に入ってもらって自社製品の採用に繋げるという
ことも大事だと思う。

R:入社3年目(2022年4月現在)

医薬品卸との信頼関係を構築し、採用を勝ち取った。

印象に残っている業務

S:

入社してすぐに新製品が発売され、同期が次々と実績を上げて
いく中、わたしは少し遅れてやっと1件採用いただいたことが印
象に残っています。その施設は最初に案内した時に「いらな
い」と断られた先でしたが、めげずに訪問を重ねて採用に繋が
りました。今でも思い返す度に当時のうれしさが蘇ります。

R:

僕は、グループ調剤薬局での新規採用によってジェネリック医
薬品の数字を大きく伸ばせたことです。得意先からの要望に即
日対応はもちろんですが、些細なことであっても直接訪問する
ことを心がけました。担当の卸さんの協力を得られたことも結
果に繋がったのだと思います。

K:

Rくんが入社して初めての大きな成果で、自分でターゲティン
グからクロージングまで行った成功例だったね。

S:

若さを活かしたスピーディーな対応が成功に繋がりましたね。
そういえば、とある病院に輸液製剤を採用してもらおうとKさ
んと面談に言った時のことは今も忘れられません。

K:

〇〇病院の件だよね。なかなかアポイントが取れない先生に2
時間くらい待たされて、そこにあった血圧計で試しに測ろうと
していたら、機械に腕をとられた状態の時に先生が突然いらっ
しゃって(汗)。急いで腕を抜こうとしたら血圧が180を超え
てたんだよね。慌てたけれど、それをきっかけに少し話も聞い
てくれて、結局他社品をすべて切り替えてくれたエピソードが
懐かしいな。

支店長:

(飛び入り参加)Kのすごいところは逆境をプラスに変え
るところ。どういうことをすると自分はこの人に好かれ
るのかを会話から読み取る力もある。自分と合わない人
に対しても向こうに自分を合わせていく。そこがすごい
と思っているよ。

K:

ありがとうございます。そんなふうに言われると血圧が上がり
ます(汗)。

K:チームリーダー

貪欲に取り組み、地道にアプローチ。

先輩が後輩にがんばっているなと感じるところ

S:

Rさんのすごいところは、もらったアドバイスをちゃんと実行
するところ。コロナ禍前のように医療機関に訪問できなくて
も、電話をしたり手紙を書いたり、資料を送ったりして「陽進
堂があなたの病院を気にかけていますよ」としっかりアピール
できている。新人の頃はなかなかできないことだと思います。
それと、わからないことを先輩にしつこく質問するのも、すご
く良いところだと思います。

R:

それはKチームリーダーに同行させていただいた時に「わから
ないことは絶対にそのままにせず、何度も同じ事を聞いていい
からね」と言われたからです。

K:

よく「同じ事を二度聞くな」と言う人がいるけれど、それは絶
対にいい結果を生まない。言われた人が萎縮してしまって、む
しろ良くない方向に行きがちなんだよね。それなら普段からコ
ミュニケーションをとって軌道修正しながら、僕が大まかなラ
フをひいてあげて、その中で走ってもらった方が結果として時
間のロスもないし実績にも繋がると思っています。
Sさんは「ナンバーワンMR」に与えられる会長賞を2年目の時
に獲得しているよね。最初は数字が伸びなくて悩んでた時期も
あったけど、少しアドバイスしたら、そこから水を得た魚のよ
うに次々と成果をあげていったよね。

S:

あの時、輸液製剤をほぼ全ての病院に案内して、次々と採用が
決まりました。会社の方針通りにうまく入り込むことができて
良かったです。活動すればしっかりと評価してもらえるのだと
自信に繋がりました。卸さんからもたくさん声をかけていただ
くようになり、「自社製品が売れるってうれしいな」、「営業
って楽しいな」と素直に思いました。

K:

市場的にはブルーオーシャンではあったけれど、それを引っ掻
き回すスピードもSさんはすごく早い。輸液でコツを掴んだら
ジェネリック、透析にも貪欲に取り組んだ結果が、会長賞に繋
がったのだと思うよ。
Sさんをはじめ、うちの支店は女性が元気で頼もしいです。R
くんも吸収したことをフットワーク軽く実践すればもっと伸び
ると思っています。チームリーダーとしてはコミュニケーショ
ンを通じて、風通しの良いチームづくりを心がけ、最終的にナ
ンバーワン支店として貢献したいです。

S:入社5年目(2022年4月現在)